双子の子育ては2倍の大変さですが…

幸福感も2倍になります!

教育費捻出の為にしている事(その2)

ロンです。

以前、子供の教育費捻出の為にしていることについて記事を書きました。

twinskids.hatenablog.jp

今回は、その続きを書いていきます。

私には高校三年の双子の娘がいるのですが、二人共大学進学を希望しています。

二人同時の大学進学は、家計をかなり圧迫する事になりますが、子供達の将来の為にも進学させる事は以前から決めていました。

そこで、この費用を捻出する為に、色々な試みをしてきました。

1つは以前の記事で紹介した、学資保険です。

それと並行して続けてきたのが、ジュニアNISAです。

ジュニアNISAは、来年で制度が終わってしまうこともあり、色々と話題になっているので知っている方もいるかと思います。

簡単に言うと、「子供の名義で証券口座を開設し、そこで株式や投資信託を運用をすることで得た利益には課税されない」といったものです。

教育費を捻出するに当たって考えたのは、二人分の学費が必要なのだから、それなりにまとまった金額が必要になるだろうと。

その為には、貯金をするだけではパワー不足だと。

やはりリスクを取ってでも投資をして、増やす必要があると考えました。

そこで、さっそく子供二人の名義の証券口座を開き、投資を行うことにしたのです。

で、投資をする事にしたのはいいのですが、次はどこに投資しようか迷うことになりました。

そこで、色々な投資ブログを読み漁っていく内に、長期で投資するならインデックス投資が良い事が分かりました。

インデックス投資とは、日本の日経平均や米国のニューヨークダウといった様々な指数に連動するように運用する投資信託に投資する事です。

インデックス投資なら、一度買ってしまえば、あとは投資信託会社が運用をしてくれます。

さらに優良なインデックス投資信託なら、長期で運用すればするほど、元本割れのリスクが小さくなるのです。

優良なインデックス投資信託の代表的なものとしては、米国のS&P500指数に連動する投資信託や全世界株式指数に連動する投資信託が挙げられます。

これらは、上下動はありますが、評価額はずっと右肩上がりで推移しています。

色々考えた結果、私は投資対象として、S&P500指数に連動する投資信託を買うことにしました。

……

それから年月は流れ、娘達は大学受験をする年齢になりました。

ジュニアNISAは、子供が18歳になる年までしか投資できないので、今年中に投資信託を売却し来年からの学費に充てようと考えています。

ちなみに、今回のジュニアNISAで資金がどれくらい増えたかというと…

2023年6月末時点で、元本の60%程度の利益が出ています。

本来なら、投資で得た利益には20%程度の税金が掛かるのですが、ジュニアNISA口座での運用による利益なので無税となります。

これは有り難いことです。

また、貯金していただけでは、ほとんど増えなかった事を考えると、やはり投資して正解だったのかなと思います。


娘達のジュニアNISA口座は、来年には廃止されます。

しかし、今年18歳となる為、来年は同じ証券口座で自動的に新NISA口座が開設されます。

娘達には、これからは自分でこの新NISA口座を有効利用していってもらいたいですね。



ここで、ジュニアNISAについて簡単に触れておきます。

ジュニアNISAは来年には廃止されることが決まっています。

なので、何を今更と思うかもしれませんが、完全に廃止される前にやっておいた方が良いことがありますので、書いておきます。

ジュニアNISA口座を開設出来るのは今年までですが、開設した上で投資信託を買っておけば…

なんとジュニアNISA口座は子供が18歳になるまで使用できるのです!

ただ、次のような制限があります。

1.2024年以降は新たに投資することはできない。

2.投資信託の一部を売って現金化した場合、子供が18歳になるまでその現金は引き出せない。(ただし、全て売って現金化した場合は引き出せるが、ジュニアNISA口座はその時点で廃止となる。)

なので、今年取れる戦略としては、投資上限額の80万円分の投資信託を今年中に買う事でしょうか。

これを子供が18歳になるまで運用すると、それなりに資金を増やすことが出来ると思います。

子供が小さい程、運用期間が長く取れるので、資産が増える割合も大きくなると思われます。


来年以降は子供名義での証券口座開設は出来なくなってしまう今こそ、逆にジュニアNISA口座を開設することに意味があるかなと思います。


投資の世界へ一歩踏み出してみてはどうでしょうか。