ロンです。
我が家には、高校3年生の双子の娘がいます。
先日、二人が18歳の誕生日を迎えました。
これで大人の仲間入りをしたわけですが、成人することで、これまでとは違ってくることがあります。
いくつかありますが例を挙げると、
1. 選挙権が与えられる
2. 結婚に親の承諾が不要になる
3. 10年有効のパスポートが取得できる
4. クレジットカードを作ることができる
5. 一人暮らしのための部屋を借りることができる
6. 携帯電話やローンなどの契約をすることができる
といったことでしょうか。
つまり、色々と自由にできるようになった反面、社会的な責任を自分で負わなければならなくなったと言えるでしょう。
これは、これまで親が色々決めてくれていたことを、最終的には自分で決めて行動しなければならなくなったわけですが、成人したばかりの人達にとっては少し酷な気もします。
というのも、知識が無ければ何が正しいかを判断することができないため、誤った選択をする可能性があるからです。
特に、クレジットカードや様々な契約には、お金のことが関係してくるため詐欺被害に遭う危険があります。
昨年、下の記事にあるような痛ましい詐欺事件がありました。
概要は、
暗号資産（仮想通貨）投資で儲けることができるから、投資グループにお金を預けてみませんか、ということで150万円もの借金をしてまで預けたものの、騙し取られてしまった
というものです。
詐欺に遭ったのは、大学を卒業したばりの新社会人の方ですが、暗号資産投資での借金を返済することが出来ないと絶望し、自殺することになってしまったという悲しい出来事がありました。
【引用記事】： 暗号資産投資トラブル “自殺は違法勧誘が原因” 母親が提訴 | NHK | 暗号資産
この詐欺事件は、詐欺に遭った本人に金融に関する知識があまりなかったこと、周りの人達にもこの話が怪しいと助言できるだけの知識を持った人がいなかったことにつけ込んだ悪質なものです。
こういった話を聞くと、やはり金融教育というのは大事だと思います。
今までは、学校でも家庭でもお金に関する話はタブーとされ、避けられてきました。
その状態で社会人になると、いきなりお金に関することについて自分で判断しなければならないことになりますから、このような問題が出てくるのも仕方のないことかもしれません。
現在、高校では家庭科の授業で金融教育がおこなわれるようになりました。
これは金融に関する知識を身に付けるのにも、良いことだと思います。
そのうち、家庭でも金融教育をおこなうようになっていくかもしれません。
そうなると、親の方も金融知識を高めるために勉強しなければなりませんね。
でも、こういった地道な努力が詐欺から身を守る手段になり得ると思います。
私も金融知識向上のために勉強をした方がよいでしょうし、娘達にも頑張って金融知識を身に付けてもらいたいですね。
娘達が社会に出たとき、社会の荒波を上手く乗り切ってもらいたいと願いたいものです。
